膝蓋骨脱臼
先生に膝蓋骨脱臼と曲がった脚の矯正術を受けた方のストーリーです。
彼女は膝蓋骨脱臼があったことも知らず曲がった脚の矯正術を受けに来ました。
彼女が先生に会ってのは2017年で、ただ脹脛だけ曲がっていると思ってましたが、太ももも曲がっていて、膝蓋骨も脱臼していて脚の状態を初めてわかったそうです。
外から見て同じ曲がった脚でも、分析してみたらすごく色んな多様な種類の変形があります。
この方のレントゲンを見ながらもう一度説明します。
レントゲンを見ればやっぱり全体的に脚がO型に曲がっています。
しかしこの方はただの普通のО脚ではないんです。関節線もすごく傾いています。
この方の場合変形の位置がここ太ももにも変形があって脹脛にも変形があります。
ただ角度だけ曲がっている変形ではなく、太ももにはX脚があり、回転変形が一緒にあります。
脹脛の骨はО脚と回転変形が一緒にあります。
それで、それぞれ太ももの骨と脹脛の骨の変形が二つずつある複雑な変形だと言えます。
こういう場合は膝蓋骨の位置がすごく悪い可能性がとても高いです。
こういう方が膝蓋骨脱臼になったら、いくら内側に靭帯を作っても脱臼になりがちなそんな習慣性、再発性膝蓋骨脱臼になる典型的なケースです。
この方の場合は単純なО脚ではなくこんな複雑な変形を持つ方でした。
こういう場合にはそれぞれの変形を全部調整しなきゃならないので、右側の手術したところをみると、角度も曲げましたが、回転、曲がっているのも曲げ直し、もう手術して脚がまっすぐになりました。
こんなケースはただ脚だけまっすぐになったわけではなく、この四つの変形を全部矯正したのです。
これは左側まで手術した後の姿です。
ただ外から見たときは ‘こんなО脚がまっすぐに矯正した’とだけ見えますが、その中には本当に複雑な変形矯正が入ったのです。
レントゲンを見ますと、さっきの傾いていた関節線が両方ともまっすぐになって、そしてさっきこの膝蓋骨脱が傾いていたのがちゃんと正しい位置に入っています。
この方の場合は色んな変形を同時に矯正することで外からはただО脚が矯正して美容的にもとても良い結果を得ることができましたし、また大事なこととして未来的に関節炎を予防するという‘二つの効果を同時に得ることができた’とも言えます。
彼女は手術前には本当はとても心配していて、なんといっても大手術だったから“どうしよう”、“うまくいくかな”とか悩みましたが、実際にやったら“我慢できる程度だった”と言っています。
歩き方もちょっと正しくなったようでしたし、長い時間歩いてもそんなにしんどくないし、座っているとき脚が普段開いていて、座っても開いているのですが、もう今はちゃんと座れるし、そういうのがとてもよくなったと言っています。
骨切り術の世界的専門家 李東訓(イ・ドンフン)博士です。身長手術・脚変形矯正について語り合いましょう。
- 今日:
- 昨日:
- 累計: